ゼロの刻 >>>
 未知なる物を知ってるか?
 未知なる者に出会ったことは?

 ここは海上都市セラフィム。
 ドームシステムの要。
 高い塔がそびえ。
 外界に満ちる毒素から人類を守る希望の都。

+ + + +

 金属の円柱が並ぶ地下室を、茶い髪の少年が歩いていた。
 ケースに眠る機械人形(ドール)を流し見しながら奥へと進む。
 奥にいくほど、古い機体が陳列されていた。
 最奥で少年は足を止めると、一体のドールを指差した。
「じっちゃん、こいつがいい」
「トーヤ。そんな塔システム以前のドールでは不便じゃろ」
「友達にするから、いいんだ」
 眠る少女の姿の顔をなぞるように、少年は強化プラスチックに触れた。

「識別名はメルル。君の名前は、メルルだよ」




* 暴力的、グロテスクな表現を含みます。

キホウノミヤコ

  本文製作期間 //
   AUG 27,2004 〜 NOV 24,2005
本編(完結)
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 プロローグ
 第一話 時計塔
 第二話 決起
 第三話 黄泉に咲く花 11/24
 第四話 希望の都 11/24
 エピローグ 11/24

番外(ネタバレ有り)
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 ライカーン事件
 ケニー=オクトバル

関連イラスト
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▼まとめてみる

* まじめ
 01
* らくがき
 0102030405. 060708
 09101112

* 頂きもの

レイジさん (HP
主人公ズかっぱver) / かっぱデート

この作品は携帯からの閲覧を考慮した、軽量版があります。
良ければご利用くださいませ。
【 携帯版(中編→気泡の都):http://tr.nezameyu.com/i/ 】




++ 登場人物 ++

「いいんだよ。メルルは内蔵していない方が、さ」

トティヤ=オクトバル
 のんびりとした日常を好む技師の少年。
 メルルを大切に扱っている。
「…あの、ですから私を後ろに乗せない方が……」

メルル(O-215型)
 トティヤの祖父が作った機械人形。とても重い。
 小さい頃から、トティヤの面倒をみてきた。
「見てごらん。綺麗な花だろ?」

耳の無い男
 塔の研究員。耳に障害がある。
 花を育てることが、彼の生きがい。

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製作: TRK eXpress