希望の搭は崩れ

魔の国からの門は開かれた



月は悪意に汚れ

夜は狂気に彩られる

世界の半分は魔の領域となった

月に魅入られし子らは

夜と共に永劫の時を彷徨うだろう



ふいに 誰かが言った



奴らを倒せるのなら

俺は人でなくなってもかまわない、と



キミを夜から取り戻す



        |

        こ

        の

        手

        に

        

        を

        |




俺が温かな日差しを見せてやるよ





かくて門は閉ざされ

全ての子らに安息の夜が来た



しかし 人で無くなった子は

手にした刃を捨てきれず



いつしか闇に焦がれた



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[ FAMILIAR・イチの刻 / 対抗種 ]

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