魔物のできそこない 魔族のできそこない

強靱な顎(あご)も 大空を舞う翼も 泳ぐための水掻きも

何も無い醜い生き物





僕は嬉しかった

そうやって嘲(あざけ)る奴らを 好きなだけ狩れたから





今 あの頃の僕はいない

ただ君の兄になれたら、と





ねぇ 僕の名を呼んで

君の口から聞かせて

君が笑いかけてくれたら 他には何もいらないから





もう一度 僕の名を呼んで





でないと僕は

次元の塔
今を忘れてしまいそうだよ



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