ずっとずっと昔








あなたが私にこの服を着せて

少し大きすぎたかな、と困った顔をしたのが可笑しくて

私は笑ったのよ



大きくなったら丁度いいって、笑ったの






でもね












本当は…――






・
・

・



・







白き楔は抜け
天地を繋ぐ門は開かれた

監獄より放たれし鳥は
雷鳴 轟く空を舞う


茜に見出した温もりを守るため
親友(とも)の空を守るため


その翼が闇に蝕まれようとも
鳥は羽ばたく

その瞳が光を失おうとも
鳥は羽ばたく


一条の矢となり 光となるまで






その背の咎が
いつか許されると信じて






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